SMAPの解散騒動を思う。

SMAP解散するといった報道があった。

 

SMAP解散騒動は恒例行事みたいなもんで週刊誌に書かれるたびに「はいはい。お疲れ様です!」と思っていたけれど今回の大げさな報道には正直驚きを隠せなかった。

 

私とSMAPについて改めて考えてみた。

5歳、初めてSMAPに出会う。出会ったと思う。

正直覚えていない。

気づけばSMAPのファンだった。

覚えていることは、ローソンで発売されていたジャニーズワールド第5弾SMAP特集を母親にねだって(たぶん)ローソンのレジでうきうきして母親の背中を見上げていること、特典についていたポスターを壁に貼り記念写真を撮ったこと。そのポスターが石油ストーブによって燃えたこと。

なぜそれを欲しくなったか、全っ然覚えていない。

当たり前にあって必要不可欠な存在。

空気、水、SMAP

うちの母親はというと、夢MORIは見ていたけどファンだったかというかというとそうでもなくテレビで見るかわいい男の子たちくらいのレベルだったそう。

本当に私の人生で最大のミステリー。

 

いろいろ浮気をしまくってきてたけど結局最後に落ち着く先がSMAPだった。

後輩に浮気しても、うたばんやMステで共演してるとSMAPいいなって帰ってきちゃうしビジュアル系に走ってもバンドが売れて音楽番組に出ればSMAPに遭遇してまた帰っちゃうし若手俳優にはまってもビストロSMAPに出たりドラマで共演してSMAPに帰っちゃう。

もう逃げられないよね。四面楚歌。四面SMAP、八方SMAPふさがり。

20年間ずっっとそういう状況を作れちゃうだけずっとSMAPがいたってことがすごい。

いろいろと日本語おかしいけど。

「ああ、昔ファンでした」とかいう日が来るんだとちょっと思ったり浮気してるときは思ったけど結局今もファンだし、いろいろ見てきて帰る先がSMAP

雛が初めて目に入ったものを母親と思うのと同じ感覚。

 

そうやってなんやかんや20年見てきたSMAP

 

今回の騒動、今までの私だったら遠くから応援するのみ、本人たちが正式に声明を出すまではなにも行動しない。という思いだったはずだ。

昨年末に知人とスマショに行く前にランチをしていたときに「まぁ、今年も中居さんは来ないよね、まして2TOPで来てみ?解散するかと思うわ!www」と冗談を口にした。その日のランチの最中Twitterのタイムラインを見ると木村、中居、スマショ来店の文字が飛び交い気絶するかと思った。その数週間後、目を覚まして朝のワイドショーを付けるとSMAP解散の文字がでかでかと突き付けられて背筋が凍った。私にしたら2つともあり得ないことの例えみたいなものだった。世の中何が起こるかわからない。

 

正直、私は面白いものは見るし欲しいものは買う、好みじゃないものは見ないし買わないっていうスタンスのファンだ。

ファンのみなさんがやる企画ものとかも基本的に遠くから見て自分は参加しなかった。星飛馬のお姉さん的な、木の陰から眺める的な。

ただ、今回の世界に一つだけの花購買運動に参加したのは何かしないと手遅れになることだってあると知ったからだ。

去年、KAT-TUNの田口くんが脱退し事務所を退所すると発言したことだ。誰もが予想しなかったことだと思う。もっと早く彼が何かサインやSOSなりを出していたらファンが間違いなく行動を起こしていたと思う。けれど、彼の口から出てしまった言葉は彼の元には返せない。あまりにも悲しすぎる。タメ旅を見ていてもKAT-TUNの関係性をうまく弄って面白い番組になってると感心していたし、少PもいろんなアーティストとコラボしてアーティストKAT-TUNを磨いてることに素直にすごいと思っていた。きっとこれから3人になったとしてもそれは続くしさらに強くなることを祈ってるけど、それにしたって悲しすぎる。

こういうたとえに出すのはハイフンの皆さんはよく思わないかもしれないが、私の中でもかなりの衝撃だったことは間違いなくて、私の考えを大きく変える出来事だった。

数字で世間に示さないと、なにか大きな力によって大切なものが壊されることがあるかもしれない、何が起こるかわからない、と。

堂々と胸張ってメディアを信じない姿勢を貫くのもひとつだし、応援の仕方ってのはそれぞれだから買ったからどう、とか買わないからどう、ってのはないんだけど。

私の信念のひとつに「やった後悔よりやらない後悔の方が大きい、見逃し三振より空振り三振」っていうのがあるから、もし何もしなくて、万が一が起きたときにきっと後悔すると思った。逆もあると思うし、買わなかった人には買わなかった人なりの信念や考えってあると思う。私はそれでいいと思う。

 

今回の謝罪会見なるものは私が思い描いていたものとは違った。

会見をするとなったとき、27時間テレビの時みたいに解散しませんっていうと思っていた。結果はあんな形だった。受け入れるまでに時間がかかったし手放しで喜べなかった。Twitterを見ていって 謝罪会見というよりも間違い探しから読み解くSOSのメッセージと受け取った。

いろいろと憶測が飛び交うけどやっぱり真実は彼らしかわからない。

 

その後の報道というものは解散方向へ持っていきたがっていたように見えたのに、急に手のひら返して何もなかったようにしたがっている。スマスマの件や事務所の後輩たちとの食事会の話、相変わらず好き勝手に書いてくれているらしい。読む気すらないけど、表現の自由にもほどがある。

ただ、間違いなくマスコミの報道で改めて誰の言葉より5人の言葉を信じ、ただひたすら彼らの幸せ願いその為ならどれだけでも愛していこうと固く決意させられた。

 

今年はSMAPを信じ、踏ん張る年。踏ん張る。踏ん張りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は木村くんのタイムリープ説結構好きです。