塵も積もれば山となる
【Amazon.co.jp限定】腐女子のつづ井さん 限定特典付
- 作者: つづ井
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/02/03
- メディア: 単行本
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つづ井さんの漫画がとっても好き。
常々、面白いブログやエッセイを読んだりすると「あーこういうの書きたいなー!」って衝動に駆られる。つづ井さんが就活したり、大学のお友達との会話を上げてると明らかに年下だということがよくわかる。この若さでこんな面白いことが書けるのかと尊敬と嫉妬で下唇かみしめるもの。
人にどう思われるとか、こんなこと書いたら…という考えはいったん捨てて
書きたいように書いてみようと思う。
高校生の時は、夜な夜なちょろっと文章を書いてみたり、いろんな雑誌を切り抜いてコラージュブックをちまちま作ったりしてて。そういう時はきまって勉強机の明かりだけで暑かろうと寒かろうと何故か窓を開けて外の空気を感じながら(笑)チコチコと作業していたのを思い出す。
一体何を作りたかったんだかさっぱりわからん。
でも、この時分はすごくアートとかファッションとか、流行りじゃない、自分の好きなものを表現するのに羞恥心がなかったんだな。
自己顕示欲を満たすのは前略プロフィールとmixiとそのあとくらいにツイッターか
好きなバンドの歌詞とかSMAPのネタを置いたりするサイトもHTMLを駆使して作ってみたりして。かーーあの頃のブログとか見たら顔から火を噴くやつやで。
思えば私の自己顕示欲は保育園の頃から強く、保育園の先生に古畑拓三郎のモノマネしたり、小学生のときには放送委員になって職権濫用して中居君のソロ「みんな1人じゃないのだ!?」をお昼に流したり、クラスの女子に慎吾ママのおはロックを半強制的に教えたりと、わたしのジャイアンっぷりったらひどかったと思う。一番恥ずかしいのは、ウォークマン(当時はカセットテープ)でSOPHIAを聞きながら公園のグラウンドのど真ん中で夕暮れを見るというなんという痛々しさよ…。ああなんていう子だ…。
それから思春期というものがきて、mixiなどでポエミーな日記をあげている人を見ると、我が振り返って、「私も、こんな感じで見られているのでは・・・」という思いが芽生え、人の目を気にし始めた。
自己顕示欲=恥ずかしいもの となってからは、なるべく自分の好きなものが必ずしも万人受けするわけじゃないと戒めながら生きるようになった。
好きなものを好き!と言っている人を柱の陰から見て危なっかしいと思いつつ羨ましくてハンカチの端噛み締めていた。
今やSNSの時代で好きなことも嫌いなことも呟けば世界に広がって、いいと思った写真は拡散されて自己表現がいとも簡単にできる。なんとまあ羨ましいこった。
がちがちに固めてしまった羞恥心の糊を溶かしていろんなものを貼ったり剝がしたりするにはリハビリが必要ということで、アラサーの私でもきっと積み重ねればなにかしらの糧になる。
ということで、どんなことも日々の積み重ねなのでめげずに1日1つ記事を必ず書くように習慣づけることにする。
昔、ツイッターとかの前にちょろっと流行った(私のまわりだけかも)タイムラインみたいなブログってなんて名前だったっけ…前略とかにリンク付けしてたような…あれなんだっけ…